Photo gallery(16)
1994年 Diving World誌フォトコンテスト「グランプリ」

撮影地:
シパダン
撮影環境:
水深:5m、透明度:15m前後、時間帯:午後、天候:晴れ
撮影機材:
Nikon F801、TRIESTE-801ハウジング
Nikon AiAF20mm
自然光
撮影データ:
フィルム:RVP(+1増感)、絞り:F11、シャッター速度:1/125秒
自然光
撮影秘話:
シパダン島ではダイビング中に多くのウミガメ(ほとんどがアオウミガメ) に遭遇します。あまりにもウミガメが多いので、シパダン島を訪れた カメラ派ダイバーの多くは次第にウミガメごときには見向きもしなくなります。
この写真を撮影したのも、浮上前の安全停止中にウミガメが呼吸をしに 浮上してきた所を余ったフィルムを使い切ろうと思い 撮ったものです。
レンズが20mmなのも、2台持っていた水中カメラのもう1台(フィッシュ アイレンズ)の方のフィルムを撮り切っていたという単純な理由です。

この時の水中のコンディションは透明度も悪く、写真を見るとおわかりのように ちょうど太陽が雲に隠れて、太陽光も差し込んでいない状態だったので ちょっとひねくれた撮り方でもしてみようと思い水面を見上げた所、 鏡のようなベタ凪だったので、この写真のイメージが思い浮び 撮影を試みました。次ぎの写真もそうであるように、 私は水面がベタ凪 の時は、水面(空)を背景によく写真を撮ります。

この撮影のポイントは、自分が吐いた空気を入れない事露出の決定です。
スキューバダイビングの場合、息を止める(特に水面付近での)行為は エアエンボリズムの危険があるので慎重に行わなければいけません。 危険回避の手法のひとつとして、息を半分吐いてから止める 方法があります。
露出の決定は、空(水面)が露出オーバーにならないよう、ちゃんと 測光する事です。この時は、雲と太陽が重なった部分の露出が読み切れないと 思ったので段階的に絞りながら複数枚連続して撮影しました。 結果的には、かなり絞んだのもがこの写真です。データは、 絞り:F11、シャッター速度:1/125秒と書いていますが、実際はもっと 絞っている(F16-F22)かもしれません。 実際はまぶし過ぎてファインダーを覗いているのが辛いくらいの明るさ でした。


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