Photo gallery(8)

撮影地:
大瀬崎 湾内
撮影環境:
水深:12m、透明度:15m前後、時間帯:午後、天候:雨
撮影機材:
Nikon Nikonos V
SEA&SEA 12mm Fisheye
SEA&SEA YS-60 x 2
撮影データ:
フィルム:RVP、絞り:F8-8半、シャッター速度:B(バルブ)
SEA&SEA YS-60 x 2、各FULL発光(フィルター無)
撮影秘話:
ここは、西伊豆、大瀬崎の湾内です。
大瀬崎(というより、伊豆半島)には、毎年秋〜冬にかけてこのような ムレハタタテダイの群れが見られるようになります。 私は、特にこのムレハタタテダイの群れの写真が好きでして、以前にも ホームページに数点公開しました。その写真は ここをクリック してご覧ください。
ムレハタタテダイの群れの写真を撮るコツは、なるべく群れが密集している 時を狙って撮る事です。ムレハタタテダイは普段はわりと散漫にちらばって いる事が多く、そういう状態を写真に撮っても、ただの散漫な写真になる だけ。ムレハタタテダイをじっくり観察していると散漫な群れも時々固まっ たりします。また、比較的流れている時も固まる傾向にあります。 そして、ダイバーが近づくと固まるでしょうか。ただし、近いづき方が 悪いと(殺気を立てて追いたてるとか)逆に散らばったり、はるか遠方に 逃げていったりして、なかなか写真を撮りやすいように集まってくれま せん。
こういう点は、ムレハタタテダイに限らず、魚の群れの撮影すべてに 当てはまる事で、魚の群れを崩さずに群れに近寄ることができれば、 もう良い写真が撮れたも同然と言っても過言ではないでしょう。

この日は天気が悪く(雨)、水中が暗かったので、 太陽光の差し込んだ明るい写真 にはならないと思ったので、私のバディにストロボをスレーブ発光してもらい 撮ったものです。
ムレハタタテダイは体側が白いので、ストロボ光は弱めに設定し、 ストロボアームも左右(やや後ろに引く)にできるだけ伸ばします。


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