昨年(2004年12月)、「JEEP島展」という写真展を開催しました。
その際、Nikon D100で撮った写真、それ以前に35mmフィルムで撮った写真
(フィルムスキャナーでデジタル化)をEPSON インクジェットプリンター
PM4000PXで
A3ノビサイズ(329mm×483mm)にプリントして展示しました。その時に実感した事は、元が35mmフィルムの写真より600万画素のD100の写真の
方が数段綺麗(特に解像度)に仕上がったという点です。
もちろんフィルムをスキャニングする際の劣化があったのは当然
ですが、35mmフィルムからダイレクトプリントする際にも
「35mmフィルムは、半切 356mm×432mmサイズ
までなら良いが全紙 457mm×560mmまで引き伸ばすとピントが甘くなる。」
といわれるように、写真展で大伸ばしに
プリントするには意外と解像度が低いのです。
もちろんフィルム上では
理論値で2000万画素相当の解像度はあるのですが、
ダイレクトプリントやフィルムスキャナで
”複写”する際にかなりの解像度の損失があるといえます。
フィルム上の解像度は印刷所で使用されているドラムスキャナーのようなシステムで取り込んで再現できるものですが、
それも、1000万画素クラスのデジカメと同等といえるかどうかも疑問です。
あるコーマーシャルフォトのカメラマンの言葉ですが、
「600万画素クラスのデジカメなら、なら中判フィルム並、
1000万画素超のデジカメなら、なら大判フィルム並の実力(解像度)がある。」
と言われていたのですが、これは実際にこのクラスのデジカメで現在を仕事をされて
いる方なら十分実感されている事だと思います。
ようやく1000万画素超級のデジタル一眼レフカメラが、手頃な価格帯つまり
従来のフィルム一眼レフカメラの上位機種と同等の価格帯で手に入るように
なったのです。
ここで、気になるのは、結局 CCD(CMOS)のサイズは、
フルサイズに移行す
るのか?
それとも
APS-Cサイズなのか?
(
後編へ続く)
(2005年10月14日)